日テレ「ZIP!」で紹介された「リア充オタク」とオタクの違い

この記事の所要時間: 321

photo credit: InuYasha via photopin (license)


リア充オタクという言葉が日テレ「ZIP!」で紹介されたそうで、ちょっとした話題になっています。

かつての「オタク」という言葉と何が違うんでしょう?対比してみました。

ちなみに私は旧来型「オタク」で、いわゆるコミケ(コミックマーケット)は20年ほど行っています。最近はさすがにライトオタクになってきましたが、リア充オタクでは無いです(笑)。




リア充オタクとオタクの対比


偏見バリバリです。ご注意を。


リア充オタクオタク
外の世界に発信するタイプ。イベントを企画したりDJなどになることも。発信はしない。せいぜいコミケでサークル参加したりオフ会を開催するくらい。
TVアニメを見る程度、アニメで始めてその作品を知る。作品の原作を買ったりなどはしない。アニメ監督などにも詳しくない(注:ジブリの宮﨑駿氏やエヴァの庵野秀明氏を知ってる程度は詳しいとは言えないです)。作品に対するリスペクトがないか低い。
TVアニメから原作を買ったり、そもそも多種多様の雑誌、コミックスを所有し、アニメ化されることを「喜ぶ」、つまりアニメ化前にその作品のファンであることも多い。監督や脚本に詳しい。作品に対するリスペクトがあり、逆に駄作に対しては非常に厳しい。
自分に自信がある。自分を売り込むことに躊躇がない。自分に自信がない。自分を売り込むなどとんでもない。
オタクグッズにお金をかけず、ファッションにお金をかける。ファッションにお金をかけず、オタクグッズにお金をかける。
オタクのカミングアウトに抵抗がない。オタクのカミングアウトに抵抗がある。
コミュニケーション能力が高い。コミュニケーション能力が低い(ほっとけ!)。



自虐ネタが少し入っている(笑)。

昔にもリア充オタクに当たるような人は居たとは思います。ですが今と同じくらい数が多かったか、と言われれば、それは自信を持って「No」といえます。


スポンサーリンク



「宅八郎」はオタクではない


ある程度年配の方ならオタクとして「宅八郎」をイメージされる方もいるでしょう。ですが、当時のオタクからは彼はオタクなんかじゃない、と言われていました。

オタク知識が深いように見えず、「オタクキャラ」としてテレビに出て自分を売り込んでいたからです。

ですので、むしろリア充オタクに近い存在でしょう。もちろん今のリア充オタクとは売り込む方向が違うとは思いますが。




オタクの「ステータス」化とリア充オタクの出現


オタクといえば、20年ほど前の90年代には宮崎勤事件や宅八郎のイメージから、気持ち悪い、おかしい、普通じゃない、甚だしくは犯罪予備軍、そんなイメージでした。

当時のコミケにテレビのアナウンサーが来て「ここに10万人の宮崎勤がいます」という発言があった、という噂がたちました(これ自体はデマですが、当時はそれが信じられるくらいの空気でした)。





「電車男」以降、その流れが変わります。世代交代の結果宮崎勤事件や宅八郎を知らない人も増えたこともあり、「オタク」という言葉にあったネガティブなイメージが薄れてきました。

昔は自分が「オタク」であることをカミングアウトすることは考えられませんでした。またオタク同士は「自虐的」に普通の人を「一般人」とも読んでいました。

自分たちは一般的に褒められた趣味を持っていない、「劣った」人種だ、という意味合いです。決して芸能人が「一般の方」と呼ぶのとは違います。断じて。


スポンサーリンク



これに対しリア充は、オタクであることにネガティブなイメージがないため、カミングアウトすることに抵抗がありません。

むしろ「受け」を取る、話の種にするために、積極的に自分がオタクだ、と言います。

アニメを見るにしても、極端な話、最近はまとめサイトなどの出現でアニメ自体を見なくとも、またゲームであればそれをプレイしなくてもそれについてある程度把握することが可能です。

むしろ家にコミックスが数百冊あるなどというのは引かれる原因になりかねませんから、そのようなことはしません。

「リア充」は他人とコミュニケーションすることが目的です。オタク的な趣味はその「道具」にすぎないため、深く掘り下げる気はありません。そのため旧来のオタクから見ると、「にわか」と判断されます。




今後起こる可能性があること


今は、今回のZIP!の特集のように、新しいオタクのタイプを「リア充オタク」という別の言葉を使って表現していますが、今後こちらのタイプのオタクが主流になるのではないでしょうか。

こちらのタイプの方がアグレッシブなため目立ちやすいからです。

そのため「オタク」と言えばこちらを指すようになるかもしれません。そして旧来のオタクは、例えば「濃いオタク」などという言葉で呼ばれるようになる、私はそういう気がしています。



photo credit: InuYasha via photopin (license)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク

無事之雑記はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ