10万人の患者の原因を究明した肩専門外来。テレビ朝日『たけしの家庭の医学』で放送された「専門外来」まとめその2

この記事の所要時間: 61

肩の痛み

2016年1月26日のテレビ朝日『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』の「チーム医療で不調解決SP」の内容まとめその2です。

こちらはその2の「肩専門外来」の前編です。まとめたら4000字を超えてしまったので2つに分けます。

その1はこちら⇛尿トラブル解明率99%の排尿機能外来。テレビ朝日『たけしの家庭の医学』で放送された「専門外来」まとめその1


30年間で約10万人もの方の悩みの原因を究明!驚異の肩専門外来


年をとると増えてくる四十肩、五十肩。大体の場合は放っておいても半年~1年で治るケースがほとんど。

ですがしつこい方の痛みには五十肩と間違いやすい要注意の病が潜んでいることもあるのだとか。しっかり対処しないと取り返しの付かない自体に陥るかも。

東北大学病院にある「肩関節外来」。10万人の方の悩みを解決してきた専門外来だそうです。

整形外科が中心となり、医師6名、理学療法士6名で構成されています。人体には300以上も関節があるそうですが、その中でも肩関節に詳しいスペシャリスト集団だとのこと。

そんな肩関節外来のリーダーは、

東北大学大学院 医学系研究科 外科学病態学講座 整形外科学分野 教授 井樋(いとい)栄二先生。日本肩関節学会の理事長、国際肩関節学会会長を歴任。


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肩関節外来の特徴


井樋先生は、診察においては患者さんのお話、身体所見、画像所見の組み合わせで初めてどこに病態があるかわかる。とのこと。

患者さんのお話(問診)


痛みがどこにあるのかを徹底的な問診で判断します。痛みが本当に肩にあるのか、別の場所にあるのかを判断。

担当は、東北大学大学院 医学系研究科 外科学病態学講座 整形外科学分野 秋貴史先生。

問診に掛ける時間は毎回30分以上。すごく丁寧ですね。

肩の痛みの本当の原因を探り、患者さんの次の診療科(整形外科・循環器内科・心療内科など)を選択します。


診察(身体所見)


実際に肩関節をチェックし、方の土の部分が痛みを引き起こしているのかを診断。

担当は、井樋栄二先生、峯田光能先生、山本宣幸先生、川上純先生。

問診で肩に問題があると判断されると、リーダーの井樋先生が登場。数十種類もの骨や筋肉で構成された肩関節を知り尽くしているそうです。

肩の動き方や痛みの出方で、どこに病が潜んでいるかを診断します。


画像診断


次に、MRI等の画像撮影で、痛みの本当の原因がそこに存在しているのかを確認。

担当は、東北大学大学院 医学系研究科 放射線診断学分野 助教 常陸真(しん)先生。

筋肉や骨にできた病変を写し出す、画像診断のエキスパートだそう。これまで画像分析した患者さんは10万人以上だとか。


このように、何人もの専門医が患者さんを診察することで、病の原因究明を可能にしているのだそうです。


長嶋公一さん(57歳)のケース


フラワーショップを経営している長嶋さん。10年以上前、右肩に原因不明の痛みが出始めたそうです。

20以上の病院へ行っても、五十肩という診断。しかし痛みはいつまでたっても治らないまま10年。普段の仕事にも影響が出ています。

五十肩とは、加齢等で肩に生じた痛みの総称で、骨や筋肉に異常が見られず、病変がはっきりしない時に付けられるそうです。実際、ほっておいても治ることもあるそうですが・・・。

長嶋さんは昨年12月に肩専門外来を受診。


問診


受付を済ませると問診票を渡さます。それを記入すると、問診票はすぐに問診担当の秋先生のもとへ。そして問診が始まります。

Q.症状の経過は?

A.10年

Q.痛みのきっかけは?

A.パソコンのやりすぎ

Q.寝ている時や休んでいる時に痛みは?

A.寝返りの時に痛い

Q.痛みで目が覚める?

A.毎晩覚める

以下の様な質問で、血液検査や血圧等から内蔵の病の可能性を消していきます。

Q.血圧、コレステロール、糖尿病は?

A.今朝の血糖値は116

Q.ヘモグロビンA1cは?

A.6.2

さらに以下の様な質問で、生活上の負担や精神的な悩みを抱えていないか、心の問題もチェックします。

Q.何人ぐらし?

A.3人

Q.家族構成は?

A.妻57歳、長男33歳

Q.介護が必要な方は?

A.いない


問診は30分を超え、撃ち込んだ情報は2000字を超えました。

秋先生は肩のレントゲンをオーダー。つまり、肩の内部に異常があると判断しました。


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診察(身体所見)


秋先生が聞き取った長嶋さんの情報はすぐさま次の担当医のもとへと届けられます。届いた先は・・・リーダー井樋先生。

さらに撮影されたレントゲン写真もすぐに送られてきます。今までどこの病院で見ても異常無しと判断されたレントゲン写真。

ですが井樋先生は、関節内にわずかに見える白い影、さらに上腕骨の一部、大結節という部分、さらにその上にある肩峰という部分が若干すり減っていることを発見。

これらを踏まえ、実際に肩を見ての診察がスタート。


まずは肩関節の動作チェック。

筋肉に損傷がないかのチェック。筋肉に負荷をかけ、肩の筋肉を1つずつ検査します。こちらは異常なし。


次に筋肉と骨を繋ぐ肩関節の腱をチェック。

ただ腕を上げて、下ろすだけの動作で、長嶋さんは右肩に痛みを訴えました。さらに細かく痛みの出方を見ます。

これらの結果、強い痛みが出る瞬間が判明。

  • 腕を高く振り上げきった時
  • 腕を横にひねった時
これ以外の動きでは大きな痛みを感じていないことを確認。この時すでに、井樋先生は痛みの原因が潜む場所を絞り始めていました。

4つある腱板(けんばん)という場所のどれかが傷んでいる可能性を指摘。

腱板とは、方から上腕骨を包むようについている4つの腱のことだそうです。腱板が伸縮することで腕を自由に動かせるのだそうです。

先ほどの痛みが出る2つの動作。わざと腱板を骨とこすりあわせ、痛みが出るかをチェックしていたのだそう。腱に異常がなければ痛みは無いはずです。

4つのうちどれに異常があるのかをチェックするため、次はMRI検査(画像所見)を受けます。


まとめ


  • 東北大学病院にある「肩関節外来」は10万人の方の悩みを解決してきた肩の専門外来。
  • 肩関節外来は、整形外科を中心に医師6名、理学療法士6名の肩のスペシャリスト集団。
  • 患者さんのお話(問診)、(診察)身体所見、画像所見の組み合わせで原因を解明する。

問診の内容を全部書いたり、ちょっと助長なまとめかもしれませんね。

その3は「肩専門外来」の後編です。長嶋さんの10年間の痛みの原因が明らかになります。

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