薬は全部飲み切らないとダメ!TBS『池上彰と考える今年の細菌・ウイルス大疑問』の風邪編まとめその1

この記事の所要時間: 555

風邪

2016年1月28日のTBS『テレビ未来遺産 緊急!池上彰と考える 今年の細菌・ウイルス大疑問』の内容まとめです。

こちらはその3、「風邪」編のその1です。

腸内細菌編その1はこちら⇛悪玉菌も役立っている!TBS『池上彰と考える今年の細菌・ウイルス大疑問』の腸内細菌まとめその1


「人は得体の知れないものに必要以上の恐怖を感じる」という言葉があります。そうならないように、正しい知識を得よう、という番組です。


インフルエンザワクチンはどのように生産する?


毎年形が変わってしまうインフルエンザ。ワクチンの作り方は、冬にどの型が流行するのかを前年の夏に専門家が予測して生産するというもの。

どうやって予測するのかが、実になるほどな方法。

北半球が夏のとき、南半球は冬。南半球で流行したインフルエンザが有力候補となるわけです。

池上彰さんは番組中ちょくちょくこうやって雑学を披露してくれるので、「へぇ」ボタンが欲しくなります(^^


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どうして風邪をひくのか


風邪をひく原因はウイルスと細菌。


細菌とウイルスはどう違う?


細菌(バクテリア)は、細胞膜を持つ微生物で通常1~10マイクロメートルの大きさ。光学顕微鏡で見ることができます。

ウイルスは細胞膜を持たない生物と無生物の中間。数十~数百ナノメートルの大きさ。光学顕微鏡では見ることが出来ません。

以前は細菌で病気が起こると考えられていましたが、どうもそれよりも小さなもので病気が起こっているようだ、ということでその存在をとりあえず「ウイルス」と名付けたそうです。それが1890年代のこと。

そして1930年代以降、電子顕微鏡が発明され、実際にウイルスを見ることができるようになったということだそうです。


風邪症候群


専門家は風邪のことを風邪症候群と呼びます。風邪をひくと現れるせき・くしゃみ・熱などの症状をまとめて風邪症候群と呼ぶのだそうです。

風邪という特定の病気は無いのだとか。

風邪をひきおこすウイルス・細菌は、番組で紹介されていたのは以下のとおり。

RSウイルス ライノウイルス エコーウイルス コロナウイルス
コクサッキーウイルス エンテロウイルス アデノウイルス
パラインフルエンザウイルス クラミジア ヒトメタニューモウイルス
マイコプラズマ 百日咳菌 溶連菌

実は100種類以上もあるとか。

風邪の症状を引き起こす原因は8~9割がウイルスによるもの。残りが細菌。

そしてこういったウイルスは寒くて乾燥したところを好みます。乾燥する冬はウイルスにとって格好の活躍の場というわけです。


鼻からウイルスが侵入してきた時どうなるのか?


人は鼻腺という場所から、1日約1リットルもの粘液を分泌しています。

この粘液は一部鼻水として出ますが、大部分は喉の方へ行き、胃の中に入っていきます。


さて、ウイルスが外から鼻へ入った場合、粘膜から細胞へ侵入を試みるわけですが、通常はせん毛と先ほどの粘液により絡め取られます。

そして一部鼻水と一緒に外へ。大部分は喉から胃に入り、胃酸により消化、死んでしまいます。これにより感染が防がれます。


では鼻が乾燥している場合はどうなるかというと、粘液が少ない状態です。そうなるとウイルスは絡め取られることなく粘膜に到達し、感染してしまうということになります。


知っておきたい!薬の正しい飲み方


  • 抗生物質・・・・・細菌を増やさない
  • 抗ウイルス薬・・・ウイルスを増やさない

こういう違いがあります。ウイルスには抗ウイルス薬しか効かないそうです。


薬は必ずすべて飲み切ること


病院で抗生物質や抗ウイルス薬を処方されて飲み、症状がおさまったことで治ったと思い、飲むのをやめてしまう人がいます。

そうすると、耐性菌や耐性ウイルスになってしまいます。

これらは、薬に対して抵抗性を持ち、薬が効かない、または効きにくい菌・ウイルスのこと。なぜこうなるというと、

症状が治まってもまだ細菌、ウイルスが残っていることがあります。

ここで薬をやめてしまった場合、結局その最近やウイルスは薬に耐え切ったということ。そして耐性菌・耐性ウイルスになりやすいのだそうです。

こんなものを人にうつしてしまったら大変ですから、しっかり薬は飲みきりましょう、とのことでした。


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鼻水・せき・発熱など感染症の症状には何の意味があるのか?


体に侵入してきた細菌やウイルスを外に吐き出そうとしている体の働き。

ウイルスなどが鼻から感染すると「異物をキャッチした」という信号が脳に行き、そして脳から「異物を追い出せ」という指令が来ます。

ではどうやって異物を追い出すのかというと、鼻水を出して追いだそう、ということで鼻水が出ます。


鼻水はどこから出る?


鼻水は鼻の中にある毛細血管から血漿(けっしょう)と呼ばれるものが染み出してきます。これが鼻水だそう。


高熱が出るとなぜ震えるのか?


ウイルスはたいてい、熱に弱いものが多いので、あえて高い熱を出してウイルスを倒そうとします。その方法は3つ。

  • 血管を収縮させます。血流が少なくなることで熱が上がるのだそう。
  • 汗腺を閉じます。汗が出なければ体内に熱がこもります。
  • 筋肉を震わせます。震えを起こして熱を上げます。

寒さで体がブルブル震えるのも、そうやって熱を上げようとしている働き。

こういった理由ですので、むやみに解熱剤を飲むと、感染症の治癒を遅らせてしまう可能性も。

ただし、幼児や高齢者の高熱は脳などダメージが大きいので、適切な解熱剤の服用が重要です。

素人考えで判断するのではなく、お医者さんの指示に従う、ということが需要です。


まとめ


  • 風邪をひく原因はウイルスと細菌。ウイルスが8~9割で、残りが細菌。
  • 鼻からウイルスが入った場合、粘液で保湿されていればウイルスが絡め取られ、感染しない。
  • 粘液が少なく乾燥しているとウイルスは絡め取られず、粘膜から細胞へ侵入、感染する。
  • 抗生物質は細菌を増やさない薬、抗ウイルス薬はウイルスを増やさない薬。ウイルスには抗ウイルス薬しか効果がない。
  • 抗生物質、抗ウイルス薬は全て飲み切らないと耐性菌、耐性ウイルスを産んでしまう可能性がある。
  • 風邪の症状は侵入したウイルスなどを追いだそうとする体の働き。

風邪の原因がウイルスというのは知っていたので、病院で抗生物質を処方されるのが不思議でした。

理由は聞いたことがありますがよく覚えてません(^^; 別の感染症を防ぐとかなんとか・・・?

風邪編のその2以降は、忙しいので書けないかもしれません。

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