自衛隊編1。テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか』の内容の「実は意外と知らない日本」まとめその3

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自衛隊

2016年2月13日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!2時間スペシャル』のテーマは「実は意外と知らない日本」でした。

こちらはそのまとめ3「実は知らない自衛隊」のその1です。ややこしいですが、自衛隊編は長くなったので2つに分けました。

世界から軍隊と思われている自衛隊ですが、専守防衛の自衛隊は攻撃ミサイルを不保持、持っていません。

このように実は知らない自衛隊を詳しく解説。

その1⇛間違いだらけの日本語編。テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか』の内容の「実は意外と知らない日本」まとめその1


防衛方法


自衛隊基地は全国に約260。海上自衛隊基地・航空自衛隊基地・陸上自衛隊駐屯地の合計です。

海上・航空基地は「基地」と呼びますが陸上自衛隊だけは「駐屯地」という言い方をします。

「基地」とは、滑走路や港など、移動できないものがある場所。

「駐屯地」は一時的に留まる場所。陸上自衛隊は、作戦ごとに移動するためこういう言い方をするそうです。

陸上自衛隊駐屯地は全国に158ヶ所配置。


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もっとも多いのが北海道で、38の駐屯地があります。

その理由が東西冷戦。日本は西側ですからソ連は敵。

ソ連が日本に攻め込んでくる場合、北海道に戦車が来るだろう、ということで戦車を北海道に大量に配備したのだとか。

しかし現在は冷戦は終了し北からの驚異は薄れ、一方尖閣諸島など南の驚異が強くなってきているため、こちらへ移そうと言う流れがあるそうです。


基地や施設ではこんなことしてる場所も!


自衛隊の最新兵器の試験場。これは日本一広い砂丘にあるそうです。

それは鳥取砂丘・・・ではなく、青森県下北半島にある猿ヶ森砂丘。鳥取砂丘の3倍の広さ。

この砂丘の大部分は防衛省が管理する研究施設のため、一般人は立ち入り禁止なのだそうです。なのであまり知られていないのだとか。

高い気がなく遠くまで見渡せるので、試験場には最適なのだそうです。


兵器や装備


輸送用の水陸両用車。

キャタピラの代わりにタイヤの付いた機動戦闘車。キャタピラでは舗装された道路はうまく走れないため導入されで、時速100kmで走行可能だそうです。

東シナ海の警戒監視強化のために導入予定なのが、無人偵察機のグローバルホーク。

次世代戦闘機と呼ばれるステルス戦闘機(レーダーに写らない戦闘機)、F35を導入予定。

キャタピラの上に鉄製の橋が乗っており、何もないところに自走して橋をかけることができる車両。この橋は戦車も通れます。

川に水に浮くパーツをいくつも投下。それをつなぎあわせ、2時間で車両も通れる橋をかけることができる装備。


迎撃ミサイルの配備はどこの部隊がやる?


先日の北朝鮮のミサイル発射で、迎撃ミサイルを配備していました。

これは陸上自衛隊ではなく、航空自衛隊が行っているそうです。


防衛方法


他国からのミサイルが来たら?


もし他国がミサイルを日本に発射した場合、航空自衛隊・海上自衛隊両方が出動します。

まず日本海に展開しているイージス艦がミサイルを撃ち落とすためのミサイルを発射します。

イージス艦は高性能コンピューターシステムを搭載し、情報処理・対空射撃に優れた船艇です。


これで落とせない場合は第2段階に入ります。

パトリオットミサイルというミサイルで地上からミサイルや航空機を迎撃します。これは全国15箇所の基地に配備。

最近はかなり精度が上がり、撃ち落とせる確率が上がっているそうです。

パトリオットミサイルは湾岸戦争でイラク軍のスカッドミサイルを迎撃したミサイルとして話題になりましたね。


国籍不明機が日本に接近したら?


航空自衛隊がスクランブル発進し、領空に近づかないよう警告します。

昨年度のスクランブル発進回数は過去2番めの多さ。943回あったそう。

過去最多は冷戦中の1984年度で、944回。

昨年度の多さの原因は中国・ロシア。中国は5倍に増えています。目的は情報収集だそう。

例えば迎撃に来た日本機が基地との交信に使う周波数を調査。これが分かれば盗聴が可能になります。

また発信までどのくらいの時間がかかるのか。これで日本の実力を調査。

逆に中国が会場演習などをすれば、航空自衛隊が飛び立ち、中国軍を調査しています。


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日本領海に不審船が接近したら?


まずは海上保安庁が出動。

海上保安庁では対処できない場合、海上自衛隊が出動します。


海上保安庁は言わば海の警察・消防。密輸や密漁などの犯罪を取り締まる役割。

他国の軍艦や潜水艦などの場合は海上自衛隊が対処します。


海上自衛隊は海上保安庁よりも広範囲を監視しています。重要なのがシーレーン。海の道と呼ばれる海上貿易の重要ルートです。

例えば中東の石油がインド洋→南シナ海→東シナ海→日本という風に運ばれるルート。

このルートを船が安全に航行できるよう、海上自衛隊の潜水艦や、他国の潜水艦を発見するための対潜哨戒機で監視しています。


自衛隊の人数


定員が法律で決められているそうです。

自衛隊は特別職国家公務員。定員は24万7160人で、現員は22万6742人。

自衛に必要な人数として約25万人と決められているそうです。

兵数・自衛隊員数の人口比で他国と比較してみると以下のとおり。

  • アメリカ  約0.4%
  • ロシア   約0.7%
  • 韓国    約1.3%
  • 日本    約0.2%

世界的に見ても日本は少ない人数となっているそう。


防衛省と命令系統


東京・市ヶ谷の防衛省。東京ドーム約5個分の広さ。各自衛隊司令部や隊員宿舎などがあるそうです。

自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣

具体的な命令は総理大臣の承認を得た上で防衛大臣がだします。

防衛大臣の下には、スーツを着た役人(良く背広組と言われますね)と、実際に戦闘する自衛官(制服組と呼ばれます)の2つにわかれています。

防衛省(背広組)のトップは防衛事務次官。自衛官のトップは統合幕僚長

幕僚長とは、昔で言う参謀。防衛大臣などからの命令を各部隊に伝える役割です。

軍人ではない政治家が指揮権を持つことで、クーデターが起きないようにしています。シビリアン・コントロールですね。

政府は周辺の変化に応じて数年ごとに、約10年間の防衛の方針をまとめた防衛大綱を発表しています。



まとめ


  • 自衛隊基地は全国に約260。
  • 航空自衛隊と海上自衛隊は基地、陸上自衛隊は駐屯地と呼ぶ。陸上自衛隊は一時的な場所であるから。
  • 冷戦時代を反映し、ソ連を警戒して北海道に最も基地が多い。最近は南の強化傾向がある。
  • 青森県下北半島にある猿ヶ森砂丘は日本一の砂丘。自衛隊の実験施設があるため一般の人は立ち入り禁止。
  • 他国からミサイルが来たら、先ずイージス艦が迎撃。落とせないならパトリオットミサイルが迎撃。
  • 国籍不明機が来たら航空自衛隊がスクランブル発進して警告。昨年度は933回と過去2番めに多い。
  • 不審船が来たら、先ず海上保安庁が出動。対応できない場合は海上自衛隊が出動。
  • 自衛隊の人数は法律で決められ、定員は約25万人。
  • 自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣。具体的な命令は防衛大臣がする。
  • 防衛大臣の下には防衛省の防衛事務次官と、自衛官の統合幕僚長がいる。

その4は、自衛隊編2です。

自衛隊編2。テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか』の内容の「実は意外と知らない日本」まとめその4








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