宗教法人編。テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか』の内容の「実は意外と知らない日本」まとめその5

この記事の所要時間: 546

伏見稲荷神社

2016年2月13日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!2時間スペシャル』のテーマは「実は意外と知らない日本」でした。

こちらはそのまとめ5「実は知らない宗教法人」です。今回でラストになります。

その1⇛間違いだらけの日本語編。テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか』の内容の「実は意外と知らない日本」まとめその1


日本に宗教法人はいくつある?


A.18万以上


全国にあるお寺や神社。あの一つ一つが宗教法人なのだそう。

後はキリスト教の教会やイスラム教のモスクなども。さらにはビルの一室のような小さなものも含まれるそうです。


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法人とは、宗教法人とは


法人とは法律で人とみなすという意味。「法」律で「人」とみなす、ということですね。

会社もそうですが、組織をあえて人としてみなすことで、義務や権利を認めたもの。

人が車や家を持てるように、会社も会社名義で車や家などをもつことができるということ。

こういう権利を持つとともに、人と同じように、自動車税・固定資産税などの納税の義務も負うということ。


宗教法人とは、「宗教団体を律で『』と認めたもの」ということになります。


宗教法人は無税


株式会社などの営利法人は、法人税、所得税、固定資産税などなど、10種類以上の税金がかかっています。

一方宗教法人は全部払わなくて良い、とされています。よく言われていますね。


税金を払わなくていい理由 – 利益がない


利益がないと考えられているからだそうです。

営利法人は儲け目的で組織されます。なので利益に税金がかかります。

一方宗教法人は、お坊さんが説法して教義を広めたり、神主さんがお祓いなどをして信者の育成をしたりすることが目的。

つまり設け目的ではないため、利益はないと考えられているのだそう。


お賽銭やお布施は利益じゃない?


自治会の会費と同じようなもの、という人がいるそうです。会費は集金してプールしておき、みんなのために使うというもの。これと同じと言うのです。

お布施は信者に還元したり、宗教活動に使うもの。だから税金はかけない、ということになっているそう。


税金がかからない理由 – 信教の自由


もしも宗教法人から税金を取るとなった場合、国税局が査察するということになります。

監視下に置かれるのは、自由ではない、と言う考え方だそう。


税金がかからない理由 – 公益性


お参りやお祓いで心の安定を得たり、お祭りを通じて文化への貢献をする、といった公益性も税金がかからない理由の1つだそうです。


宗教法人でも税金がかかるケース – 収益活動


一方、神社の敷地の空いた場所で駐車場やマンションの経営をしたり、塾の経営をする宗教法人もあるそうですが、

こういった収益活動に対しては、税金がかかるそうです。

ちなみに宗教法人がこういう活動をすることは法律で認められているとか。

(略)宗教法人はその目的に反しないかぎり公益事業以外の事業を行うことができる

出典:宗教法人法第6条


このように宗教法人の収入には、税金がかからないものと、税金がかかるものがあるということですが、その線引きは曖昧だとか。


税金がかかる事業、かからない事業の仕分け


以下の6つについて、税金がかかるものと税金がかからないものに分けるとどうなるのか?をゲストの皆さんが考えていました。

  • 拝観料
  • ペットの供養
  • お坊さんや神主さんの給料
  • お守り
  • ろうそく

税金がかかるもの


  • ペットの供養・・・犬や猫を傷つけると法律上は器物破損罪。つまり犬や猫はモノ扱い。
    実際に裁判で税金の支払い命令が出たそうです。
  • 暦・・・・・・・・書店販売されているものなので、税金がかかります。
    一般的に売られているものは税金がかかるとのこと。
  • 給料・・・・・・・雇われているお坊さんや神主さんは、一般の人と同じように所得税や住民税を支払っています。


税金がかからないもの


  • お守り・・・お守りは「買う」ものではなくお金を払って「いただく」ものだそう。
  • 拝観料・・・お布施とみなされるためかかりません。


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状況によるもの


ろうそくがこれにあたります。

ろうそくをお寺や神社で買い、その場で火をつけるなら宗教活動にあたり、税金はかかりません。

ですが買ったろうそくを持って帰る場合には収益活動とみなされ税金がかかります。

ろうそくはどこにでも売ってますものね。


お守りやろうそくの収支報告はするの?


年収が8000万円以下の場合、出さなくて良いと決まっているそうです。

ただし、収益事業を行っている場合は、8000万円以下でも提出しなくてはならないそうです。


宗教法人の優遇措置はなぜ?


戦前の反省があるからだそう。

戦前や戦時中は神殿を破壊したりなどの国ぐるみの宗教弾圧があったため、戦後は信教の自由という原則を作ったのだとか。


優遇措置の結果アンタッチャブルに?


戦後、信教の自由が保証されたことで、逆に今度は警察や役所は宗教法人に対して及び腰になってしまう傾向が。

そうなると暴走する組織が出てきます。オウム真理教や法の華三法行などの犯罪集団が生まれてしまうことも。


宗教法人の売買ビジネス!?


宗教法人の中には教祖が亡くなり、後継者や信者もいないという、宗教法人としては存在していても実態が空っぽという状態のものもあるとか。

そうすると、その宗教法人を乗っ取り、事業活動をすべて宗教活動だとして税金を免れようとする人もいるのだとか。

こういう宗教法人を売買するというビジネスまであるそうです。



まとめ


  • 全国に宗教法人は18万以上ある。神社や寺、教会やモスクもすべて宗教法人。
  • 法人とは法律で人とみなす存在。人と同じように権利や義務を持っている。
  • 宗教法人は、宗教団体を法律で人とみなした存在。
  • 宗教法人は基本的に非課税。
  • 非課税の理由その1は宗教活動には利益がないと考えられていること。お賽銭やお布施は利益とはみなされない。
  • 非課税の理由その2は信教の自由が認められていること。
  • 非課税の理由その3は宗教法人の持つ公益性。
  • 宗教法人でも収益活動に関しては税金がかかる。
  • 宗教上人の優遇は戦前・戦中の宗教弾圧の反省から。

これにてこの番組についてのまとめは終了です。

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