【さまぁ~ずの神ギ問】2017年6月25日放送、ドルマークはなぜS(エス)?

この記事の所要時間: 336

ドルマーク こんにちは、けんどです。

2017年6月25日に放送された「さまぁ~ずの神ギ問」の神疑問は1つだけでした。
早速まとめていきますね。

神疑問:$(ドル)ってなんでSなの?


「ドル」なのになぜSのマークが使われているのか、という疑問。

アメリカ合衆国の製版印刷局の答え


アメリカ合衆国の製版印刷局のホームページのQ&Aにその理由が書いてあるそうです。

ちなみにこちらのページの“What is the origin of the $ sign?”の質問です。
https://www.moneyfactory.gov/resources/faqs.html

当然ながら英語なので、番組では日本語訳が紹介されていました。
それによると・・・

$の起源は諸説あるが、広く知られている説は、
メキシコやスペイン語圏通貨の「8レアル銀貨」(ペソ銀貨)を表す
P’sのSが徐々にPに重なって書かれるようになった。


かつてアメリカ大陸はヨーロッパの植民地でした。
植民地のため独自の貨幣を持てないため、外国の貨幣を使用していました。

そのなかでもっとも豊富だったのが、スペインの8レアル銀貨
こちらのページに写真があります。

“Peso”と呼ばれた銀貨は複数形でPeso’sとなり、さらに”P’s”となりました。
このPとSが重なることで「$」のマークになったという説。

諸説ってどんなものがある?


先程のPとSが重なった以外にも説があるとのことなので、日米の専門家に話を聞いて調査。
その結果、以下のような説が出てきました。

8レアル銀貨の柱と旗を図案化した説


再びコインを見てみましょう。

2本の柱(ヘラクレスの柱)に細長いものが巻き付いています。これはスペインの国旗なのだそうです。
国旗が「S」の字のように見えますよね?
これと柱を組み合わせて「$」マークになったという説です。
ちなみに最初は柱(縦線)が2本だったらしいですが、わずらわしいということで1本になったとか。

スペインの「S」と柱を組み合わせた説


“Spain”の「S」と先程のコインの柱2本を組み合わせ、やはりわずらわしいということで1本になったという説。

ではなぜスペインなのか?
それは、当時の経済活動のほとんどをスペインドルが席巻していたからだそうです。
お金=スペインというくらいだったとのこと。

世界史好きの著者補足:
当時アメリカ大陸にあった「ポトシ銀山」という大銀山が、2世紀にも渡って銀を産出しつづけました。
この銀山の所有権はスペインにあり、この銀を元に作られたスペイン8レアル銀貨が広く流通することになりました。

ちなみに、同時代(日本だと戦国時代)には日本の石見銀山も豊富な銀鉱で、当時の日本は銀の産出国でした。
しかし、ポトシ銀山が2世紀産出し続けたのに対し、石見銀山は1世紀で銀を取り尽くしています。

実は「S」ではなく「8」を図案化した説


8レアル銀貨が当時のアメリカでは1ドル銀貨としてそのまま使われていました。

8レアル銀貨=1ドル

ですから、

8=1ドル

というのを記号化したいという背景があり、
そして「2」と「Z」、「0」と「O」のように、見分けが付きにくい文字に線を付けて区別する文化があります。
(このフォントだと線が入ってくれない・・・)

なので8の上と下だけに線を入れ「8ではなく記号」ということになりました。
そして時代とともに8の字の一部が消え、「$」マークになったという説。

言葉だとちょっと分かりづらいので画像を作りました。こういう変遷です。
8から$へ
そして実際、1880年台の求人広告には、縦線が貫いていないドルマークが使われているものがあるそうです。

ポンド説


14~15世紀のイタリアの会計書類にあるポンドの省略文字が$に似ているという説。

最終的な番組の答え


最終的に番組では、最初のPとSの説を推す専門家がもう1人出てきたので答えは以下のようになりました。

アメリカ合衆国製版印刷局の見解では、メキシコやスペイン語圏の通貨単位だった
ペソのPとSが重なったものだが、諸説ある。


今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

過去の「さまぁ~ずの神ギ問」まとめを見てみる

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