10月10日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!!」「国家とはどうあるべき?」内容まとめ – その2「社会主義国家」「民主主義・資本主義国家」

この記事の所要時間: 618

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国家とはどうあるべき?日本はどうあるべき?


その2になります。その1はこちら

今回は社会主義国家、資本主義・民主主義国家の紹介まで。



社会主義国家

かつて25カ国あった時代もあったようですが、現在は5カ国のみです。

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、中国(中華人民共和国)、キューバ共和国、ラオス(ラオス人民民主共和国)、ベトナム(ベトナム社会主義共和国)の5カ国です。


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キューバ


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国民全員に最低限の暮らしを保証しています。以下その特徴。

・教育費無料
・医療費無料 そのため平均寿命79歳 先進国並みの高度な医療がただで受けられる。
・食料配給制
  国全体が貧しくなってきているため、配給の量は減らされているそう。

ただし、全体的にみんなが貧しい。


立ち退き拒否すると恐ろしい・・・中国

土地の使い道は国が決めるため、立ち退き拒否すると、そこだけ残して他を開発してしまいます。実質的に住めなくするんですね。番組では、重慶で陸の孤島となった家の映像がありました。

こちらの「立ち退きを拒む家のまわりを9m掘り下げ陸の孤島に」の写真がそれです。

社会主義を徹底しようとしてモラルが問題になったことがある?

毛沢東の時代、儒教思想を徹底的に破壊しようとしたとのこと。儒教の目上を敬う、などの思想が「平等」と相容れない、というのがその理由。

この破壊の結果、思いやりの心が蔑ろにされたそうです。「自分だけ良ければいい」という人が増えた原因と言われています。

さらに「毛沢東の本だけ読めばいい」という運動が国民に広がり、「学校教育を受ける必要ない」→「学校の授業が中止」という事態に。今60歳代後半~70歳代は実際に読み書きが出来ない人がいるそうです。


国民が騙された・・・アルバニア


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ほとんど鎖国状態の国で、他国の情報が入ってこなかったそう。そのため国民は「資本主義国では投資すれば金持ちになれる」という勘違いが広まっていたとか。

社会主義体制が崩壊後、国民は土地や家を売って投資に走りました。その投資先というのがネズミ講の悪徳会社。

しかも国も資本主義のルール整備を怠っており、国営のテレビに悪徳会社のCMが放送されるありさま。

結局国民の3分の1が騙され、破産者が続出したそうです。投資にはリスクがあるということを知らなかったんですね。


畑を作って湖が消える・・・旧ソ連


アメリカとの冷戦中、社会主義の素晴らしさの宣伝のため、砂漠を農地に変える計画を実行。川をせき止め水を確保しました。

砂漠は農地になりましたが、湖に流れ込む水が無くなり、かつて世界第4位の大きさを誇ったアラル海が干上がることに。

この事態を聞いた政府幹部は「湖が消えても構わない。社会主義が勝てばいい」と言ったとか。おそロシア。

こちらが詳しいです。




民主主義と資本主義


投票期間は1ヶ月。有権者は実に8億人。ユニークなインドの選挙


・性別は「男」「女」「その他」の3つ。多様性を尊重しています。
・投票したい人がいないばい、「いずれでもない」を選択できる。

政治が地域・宗教の対立と連動することがしばしばで、暴動などが起きるケースも。そのため投票場を軍の兵士が守っているんだそう。

そこまで聞く?みんなの意見・・・スイス


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年に10回投票することもあるスイス。その原因は以下の様な細かいことも国民投票で決めるから。

・「国民全員に6週間の休日を与えよう」
・「全国民に不動産を与えよう」
・「制限速度を30kmに」

これらすべて実際に国民投票にかけられたテーマ。ちなみにすべて否決されたそうです。


富裕層が分離・・・アメリカ


アメリカでは、富裕層だけで自治体をつくる動きが起こっているそうです。

富裕層の言い分は「高い税金を払っているのに貧困層のために使われている」「努力せずに貧乏になったのは自業自得」とのこと。

実際にジョージア州サンディ・スプリングス市は平均年収1000万円以上の人たちで構成されている市で、この市は2005年の住民投票で、郡から分離・独立して成立したそうです。

当然ですが富裕層が抜けた郡は税収がガタ落ちし、公共サービスに問題が発生しているとか。

良くも悪くも個人主義の国ですねえ・・・。ちなみに番組では小籔千豊さんがこの動きに随分憤慨していました。

要約すると「自業自得はそのとおりだが、だから助けないというのはおかしいだろう。貧困層だってお客なんだから」ということでした。私もわりと同意見です。


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資本主義の特徴「格差」


格差が引き起こしたカンニング事件・・・インド


試験となると親が試験会場の建物によじ登り、子供にカンニングペーパーを渡すのが日常茶飯事という、日本では考えられない景色が広がります。

その訳が、「貧困からの脱出」なのだそうです。合格すれば安定し、給料の高い職業に付け、さらに成績優秀なら奨学金も受け取れる。これのために皆がこの行為を行うのだとか。

こちらに番組で放送されたのと同じ映像がありました。



その2まとめ


共産主義国家の紹介が以下のとおり。

  • キューバ – 全般的に貧しい
  • 中国(中華人民共和国) – 土地は国のもの
  • アルバニア – 国民が騙された国
  • 旧ソ連 – 湖が消えた

民主主義と資本主義の紹介が以下のとおりです。

  • インド – ユニークな選挙
  • スイス – 国民投票が非常に多い
  • アメリカ – 富裕層が分離



アルバニアの事件やカンニングの事件などは聞いたことがありましたが、アメリカで富裕層が分離したというのは驚き。気持ちはわからないでも無いですが小籔さんが言っていたとおり、よくそれを口にできるものです(笑)。

キューバはアメリカの経済制裁を長いこと受けていた中でよく医療費無料が維持できてますね。国交回復でもう経済制裁は解除されてるのだろうと推測されます。



「都」と「府」の違いは何でしょう?実は昔『東京府』があったのです。詳しく知りたい方はこの本にて。





各主義をマトリックスでまとめたその3はこちら⇛10月10日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!!」「国家とはどうあるべき?」内容まとめ – その3 「民主主義で資本主義の国」





photo credit: Image taken from page 32 of ‘A Class-Book of Physical Geography … New and improved edition, revised by J. Francon Williams’ via photopin (license)

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